(株)日本ヴォーグ社さんの、棒針編み講師認定講座 講師科を進めていきます。
講師科の内容はざっとこんな感じ。
1.採寸の仕方と、製図の書き方
(株)日本ヴォーグ社 棒針編み講師認定 通信講座 講師科 学習ガイドブック
1.5.スクーリング受講
2.ゲージのとり方と、割り出し方
3.ゲージ調整、分散増減目の技法
今回は3.です!ラストの課題だよ!!!
模様を決めます
前回スカートを編むことを決めたので、まずはスカートの模様を決めます。
課題のお手本のまま編むのも良いですが、せっかく添削していただくので完全オリジナルで作ります(・◇・)ゞ
今回は緑色の毛糸を使用するのでリーフ模様にしようかなと考えました。
模様の案は「模様編み500」の本の中から選びました。
以下、使用した毛糸と本です。
スワッチを編む
使用する毛糸と針でスワッチを編みます。
リーフ柄🍂です(*´ω`*)
最終的には、スカートはウエストから裾に向かって広がっていく形になります。
そのため、ウエスト部分と裾部分では模様の大きさが変わります。(後述します)
ウエスト部分……1模様10目×10段
裾部分……1模様17目×16段
スワッチはウエストの部分の大きさで編みました。
製図をします
テキストに従って製図をします。
コンパスを使ってスカートのカーブを製図するようです。
プルオーバーと違ってボディ原型は必要ありません。
必要なのは採寸表とデザインノート(*’ω’*)
スカート製図に必要な数値を決める
基本情報として以下のように数値を決めました。
- スカート丈……60cm
- W幅……21cm
- 裾幅……36cm
テキストと違うのはスカート丈のみです。
私は背が高い方なのでスカート丈を少し伸ばしました。
W幅や裾幅はテキスト通りの計算方法で決めました。
あとは製図を引きながら必要な計算をやっていきます。
これはテキストに載っているものなのでこのブログでは省略します。
製図イメージ
引いた製図のイメージはこんな感じになりました。
書いてあるサイズは出来上がりのサイズです。
製図で困ったこと
スカートの製図をするためにはコンパスが必要です。
円の半径を計算して製図をしますが、私の場合、最大半径がなんと36cmだったのです。
↑こんなイメージです。
半径36cmの円を描く
いや、むりむりむり!!!
小学生が使うようなあのコンパスはせいぜい半径15cm。
半径36cmってどうやって描くねん!
糸を使って
だったら似たようなやり方で描けばいいじゃない!
ということで手持ちの道具を使って工夫して描いてみました。
使用した道具は以下のもの
- 押しピン(まっすぐな針であればなんでもOK)
- レース糸(引っ張っても伸びない糸であればなんでもOK。細ければなお良い)
- シャープペンシル(鉛筆でも良いが、シャーペンの方が安定する)
下の図のようにセッティングをします。
ピンが動かないように押さえながら糸がピンと張られた状態をキープしつつシャーペンを立てたまま動かします。
赤字の部分はとても大切です。
綺麗にスライドできたら……
このように描くことができました!
編み方図
スカートの製図にも編み方図は必要です。
リーフ模様を裾に向かって広げなくてはいけないので模様の広げ方を計算します。
模様の広げ方
テキストによると模様の広げ方は3タイプあるようです。
- タイプA……模様と模様の間を変化させる
- タイプB……模様自体の大きさを変化させる
- タイプC……模様と間の両方で変化させる
テキストのお手本は「タイプA 模様と模様の間を変化させる」です。
同じタイプだと面白くない(笑)ので私は「タイプB 模様自体の大きさを変化させる」にしました。
分散増し目の段数計算
テキストと同じようにスカートを5分割しました。
そして、何段ごとに目数を変えるのか計算しました。
スカートの段数…146段
分割数…5分割
146段÷5分割=29.2 ⇒28段と30段
x=28段を編む回数 とすると…
28x+30(5-x)=146段
x=2
私の場合は28段を2回、30段を3回でした。(偶然にもテキストと同じ!)
編み方図イメージ
ざっくりこんな感じになりました。
最後に
ボディ原型書かなくていいんだーわーい!と思っていたら計算が大変でした💦
次回はこの設計図に従って編みます。
(=^・ω・^=)
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